挑戦してきた事業一覧

ニワカ列伝

ニワカモノの私達は、ニワカモノがゆえに多くのチャレンジと次に進むための撤退を経験してきました。以下はその一部ですが、これまでにやむなく撤退した事業とその理由をまとめてみました。本気で熱意もって挑戦してきた結果です。そのすべてが私達の今につながっています。

アプリ事業

アプリ事業

ニワカソフト設立のきっかけとなった事業です。カプレカのときから考えると約2年半続き、最終的には30本以上のアプリをリリースしました。

もともとはゲームを制作できるようなスキルもなかったため、クリック広告を狙うかたちでツール系アプリを制作し、質より量でどんどんリリースしていました。ただし、このやり方ではスパムと思われることもありあまり効率よくありませんでした。

それでも少しずつプログラミングのノウハウは溜まっていき、シンプルなゲームなら作れるんじゃないかということでニワカソフト立ち上げの基礎となりました。脱出ゲームをメインに、作れるだけのゲームアプリをリリースしてきましたが、うまく収益をあげられることができず、2015年の初夏に夢を取るか目の前の売上を取るかという選択を迫られることとなります。

このときまでにリリースできたアプリの月間売上を考えるとアプリチームの存続は可能でしたが、続けるためにはテンプレート化したシンプルゲームを月に2本以上出し続けないといけない状況で、このままでは会社にとってもチームのメンバーにとっても『何のために仕事をしているのかわからなくなる』と判断し撤退を決めました。

撤退はしましたがこの2年半で得た技術や会社経営も含めたあらゆるノウハウ、ユーザー視点でのものの考え方など今でもニワカソフトに息づいています。

中国人向け不動産事業

中国人向け不動産事業

2013年4月4日に日銀で決定された異次元金融緩和、さらには同年のアベノミクス政策による大幅な円安効果によって多くの外国人観光客が来日するようになりました。「爆買い」というキーワードは覚えてらっしゃるでしょうか?押し寄せる外国人観光客のなかでも、2008年あたりからの中国経済の大きな躍進によって裕福層だけでない中流中国人までも日本観光と日本製品大量買いを行うようになりました。

そういう情勢のなか、ニワカソフトには中国語を話せる社員がいたため、中国人に何か買ってもらえれば儲けられるんじゃない?という話になり、コーヒーを飲みながら、酒を飲みながら色々と企画会議が行われました。最終的には「どうせやるなら単価が大きい方が良い」ということで不動産業界に足をつっこむこととなりました。

ただまあこれがサービスを開始するだけでも大変で、集客してお客さんを流すだけのつもりが、実際に話を進めていくと不動産業界の「広告費」と「仲介手数料」の問題に悩まされ、紆余曲折の末、自分たちでも資格を取り人を雇い物件の紹介をできるようにしました。広告費のくだりにご興味ある方はご自分でお調べください。

もちろん提携して頂いた不動産業者さんなどに常にサポートしてもらっていましたが、なかなかユーザーさんの需要と供給が合わず、思ったような結果が出せず事業撤退となりました。

このときに入社してもらった不動産事業経験者(中国人)は今では中国向けWEBサイトを運営しています。まったく違う仕事だってする、それがニワカソフトです。

アイフォンパネル仲介業

アイフォンパネル仲介業

アイフォンのパネル、つまり表面のタッチパネルのことですが、画面が割れたときに素早く修理するためにはどうするのが良いでしょうか?

アップルストアに持っていく?一番最初に思い浮かびますね、ただし1週間ほどかかる場合もあります。購入した携帯ショップに持っていく?それも多くの人が選択するでしょう、今では修理もしてくれるところもありますが販売店では基本的には販売のみ、修理を受け付けてはくれません。シートを貼ってそのまま使う?論外です。

それではどこか?すぐに修理したいなら修理業者に頼むのが一番です。知ってる人は知ってるけど意外と知られていないスマホ修理業者、探せばきっと近くに数件あるはず。修理業者なら基本その日のうちにアップルより安く修理してくれます。

ある伝手でこのパネルを安く仕入れることができればけっこう儲かる!という話を聞いた僕らはすぐに中国マーケットを調査しました。するとすぐにパネル制作会社とコンタクトすることができ輸入可能な状態になりました。

ただ、新規事業は細かいマーケット調査が大事。とにかく月に○○個捌ければ○○○万円の利益だ!とほぼ勢いでやってた僕らはすぐにつまづきました。いくら安い価格で営業しても新規の取引先はなかなか受け入れてもらえないもので、日本全国大きいところから小さいところまで電話とメールで営業しましたが、取引してもらえるところは数件でした。

それでも月に100万円以上の利益を出したりする月もあったのですが、為替やパネル価格の変動や新型アイフォンリリースで在庫リスクが高く、こういったリスクを含めた費用対効果が薄いことから2016年末に事業撤退。実際に明日から事業開始するつもり(具体的に誰が何をして一日どう仕事するか)で調査することの大切さを学べた良い経験でした。

フットサル

社外活動としてフットサルをやっていましたが、メンバーの異動などで少しずつ集まりが悪くなり自然消滅しました。現在は花見やキャンプ、マラソン大会参加、ゴミ拾いボランティアなど不定期でいろんな社外活動を行っています。

外注デザイン事業

外注デザイン事業

弊社には現在デザインのみを行っているデザイナーは所属していません。「制作する」というだけの仕事はやっていませんし、お受けしておりません。

EC事業

EC事業

2017年夏からEC事業を行い海外の面白い玩具を輸入し販売していました。面白そうだなぁと思ったものはまず手に取って確かめてみる。商品の良いところも悪いところも見て触ったうえで、良い品物をみなさんにお届けする。そんな仕事をしていましたが、海外と日本の商売の形が良い意味でも悪い意味でも違うことを痛感します。

商品の保証期間を設けお客様第一で販売を行っていましたが、海外業者は「買い手<売り手」のスタイルなので保証等全く対応してくれません。全てニワカソフトで保証対応しているとみるみる手一杯になりました。

月に1,500万以上売上げた月もありましたが、販売したものは全て保証満期まで対応を終え事業撤退。販売の面白さや難しさを学べた良い経験になりました。

・期間内に購入されたお客様全ての保証期間を満了し全サービスを終了しました

ロボット事業

ロボット事業

「最近、日本のロボットは面白くありませんね」中国出張の際に営業先で言われ、見返したい一心で始まったロボット事業。

今まで以上に右も左もわからないジャンルで、自分たちだけの力じゃ最初の一歩も進めず知り合いの知り合い、またその知り合いと色んな方に相談した結果、後にも先にも一番多くの人を巻き込んだプロジェクトとなりました。

古賀の熱意とわがままにお付き合い、ご協力して頂いた方々には本当に感謝しています。


DJIが主催する世界最高レベルのエンターテイメント性を持つロボット大会「Robo Master」。FUKUOKA NIWAKAというチームを作り、日本で初めてRoboMaster(ロボマスター通称ロボマス)に出場しました。

  • 2017.06第一回RMプロジェクトMTG
  • 2017.08非公開試合
  • 2018.07Robo Master初出場 ベスト16
  • 2019.01日本開催に向けて
  • 2020.03RM JAPAN初開催予定 コロナで無期限延期

eスポーツ事業

eスポーツ

ニワカソフトのeスポーツ事業「ニワカゲームス」は、”ゲームを通じて学び、本気で挑戦するプレイヤーをサポートし可能性を広げる”をモットーに、1つの目標に向かってプロジェクトに参加することで「将来の可能性を広げる事」を理念として活動してきました。

2022年6月1日より、ニワカゲームスおよびニワカレーシングの経営権の譲渡に合意し新体制における経営に引き継がれ、組織名をeモータースポーツ福岡(略称:eM福岡)に変更しました。

これまで関わっていただいた全ての方々に感謝すると共に、eモータースポーツに特化した組織として更なる活躍に期待しています。

eスポーツ事業組織体制変更のお知らせ

昔の事業記事

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」

時間が流れる限り常に同じ形ではいられません。人もそう、会社もそう、サイトだってそうです。必要があればリニューアルだってします。逆に必要がなければ、事業がなくなればその事業について書かれた記事は不要となります。

しかし、記事を書いてきたのだってニワカソフトの足跡です。これまでのニワカソフトの事業記事、おもにアプリについてですがこちらのページにまとめています。

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