電子音楽家でサッカーオタク、WEB運営までこなす異色の個性・糸山晃司

ニワカソフトのメンバー特集記事シリーズ。今回は、IoT事業部に所属する糸山晃司(イトヤマ コウジ)を紹介します。

糸山
▼彼が糸山晃司(5月11日生まれ)

IoT事業部でメディア運営・ライティング・企画などをこなす傍ら、個人としては電子音楽家、そして無類のサッカー好きの側面を持つ糸山。

彼のそういった個性はどう育まれたのか、今回のインタビューで迫ります。

糸山晃司を築いたもの

糸山は福岡県筑後市生まれの筑後市育ち。生まれ故郷について「何もないし、特に思い入れもない」とそっけなく答える彼ですが、間違いなく礎はここで築かれました。

- どんな子どもでしたか?何して遊んでました?

糸山:小1の時に兄と一緒にサッカー部に入ったのでサッカーをやってましたね。あとは遊戯王カードとポケモンです。

遊戯王カードでは「強いモンスターでゴリゴリ攻めるのではなく、魔法カードや罠カードを駆使するタイプ」でポケモンでは「緑版を買って、最初にフシギダネを選んだ」そう。

※カードゲームのデッキ構成とかポケモンのパーティー構成は性格出ますよね。

糸山幼少期
▼幼き日の糸山晃司、サッカー少年だった

- サッカー部はいつまで続けていたんですか?

糸山:部活動としてのサッカーは中3までです。高校でも入部したんですが1年は走り込みばかりなのが嫌で3日で辞めました。それから高校時代はずっと帰宅部で、バンドをやってました。

糸山卒アル
▼サッカーをやめて帰宅部に、バンドを始めた

今でもライフワークとして続けるサッカーと音楽は学生時代に出会ったようです。

就職しなかったことがターニングポイント

大学に進学した後もバンド活動を続けていた糸山。人生のターニングポイントを聞くと、「新卒時に就職しなかったこと」という答えが返ってきました。

糸山:1社だけ、アビスパ福岡の広報を受けたんですけどそこに落ちてからは就活すらしませんでした。将来が具体的にイメージできなかったですね。

- 就職しなかったことで不安とかは無かったですか?

糸山:無かったですね。むしろめちゃくちゃ楽しかったです。カレー屋とNHK福岡の夜勤バイトをしてたんですけど、カレーは好きだし夜勤は気楽だったしモラトリアム延長戦みたいな感じで楽しんでました。

糸山 visit 直島
▼モラトリアム期間中に旅した直島。アートの島として知られている

そして、このモラトリアム期間を過ごしたことが彼の今に繋がります。

糸山:このフリーター期間中にWeb製作に興味を持ち始めてHTMLやCSSを独学で少し覚えて自分のWebサイトを作ったりしてました。LIGやオモコロなどの面白いWebメディアが好きで読んでいたのでメディア運営に興味を持ち、福岡でメディア運営をしているニワカソフトに入社しました。

信頼されるWebメディアを作りたい

ニワカソフト入社後、いくつかのメディア運営や広報などを含む多岐にわたる業務をこなしてきた糸山。今はどんな仕事に打ち込んでいるのか聞いてみました。

- 今どんな仕事を担当していますか?

糸山:IoT事業部で立ち上げたスマートスピーカーやIoTのWebメディア「smartio」の運営を担当しています。

smartio
▼スマートスピーカーやIoTに特化したWebメディア「smartio.life

糸山:話題のスマートスピーカーやIoT機器の具体的な使い方や情報をこのメディアで紹介しています。紹介する際は自分もいちユーザー目線で商品を使って、強みや弱みを正直に書くようにしているので、実際に使いたいユーザーの方には役立つ情報がまとまっていると思います。

- 仕事での楽しみはありますか?

糸山:やっぱり読者の方から「為になる」と言ってもらえたり、企業から依頼を受けたり、反応を貰えることが嬉しいです。やっていて良かったと思います。

- どんなメディアを目指していますか?

糸山:なかなかひと言で言うのは難しいんですけど、信頼できるメディアをつくりたいです。そしてその上でしっかり売り上げを立てることをやっていきたいですね。

糸山 仕事中
▼仕事中の糸山。写真を撮るタイミングが悪く、「大島てる」で事故物件を探している

- ニワカソフトに入社して学んだことや印象深いエピソードはありますか?

糸山:Webメディアの作り方を学べたのは良かったです。そこに興味があって入社したので。あと、印象的だったというかビックリしたのは、ニワカの面接を受ける前に、大学時代の知り合いの繁永から「うちの会社受けると?」とLINEがあったことですね。繁永がこの会社で働いてることをそれまで全く知らなかったので驚きました。

現在IoT事業部でsmartioを一緒に運営している繁永とは大学時代からの知人だったそう。ということで、その繁永にもインタビューをしてみました。

友人から見た糸山晃司

- 出会いはいつですか?第一印象は?

繁永:大学時代仲良かった友達の友達。糸山が属してたサークルには入って無かったですけど、そのサークル員の友達が多かったのもあって大学に入った当初から知っていました。 が、卒業する3ヶ月前くらいまで一言も話した事は無かったですね。

繁永
▼丁寧に友人としての糸山について話してくれた繁永

第一印象は、近寄りがたい存在だったかな。なんか他のサークル員と一線を画してる感じで。でもその雰囲気がかっこ良かったですね。ただなんとなく、いっぱい持論持ってそうで親しくはなれなさそうだなと思ってましたw 大学時代に組んでたバンドの曲とかはiphoneに入れて聞いてたくらいのファンでした。

繁永
▼最初「晃」という字が分からなかった繁永

- 友達になった後の印象はどうでしたか?

繁永:意外とフランクな人なんだなと思いました。自分が好きなもの以外はすべて嫌い!みたな人物かと思ってましたが(まあたまにそういう面もありますが)、 そんなことは無く、話しやすくて、優しいやつだなーです。初めて彼の家(当時アビーロードっていうマンションに住んでました)に行った時にはおいしい豚の角煮作ってくれました。くっっっそ汚いキッチンで。

まあ後は大学時代に僕が思っていた通り、自分の考えを持っている人ですね。あれこれ考えて「自分はこう思う」みたいなのをちゃんと言葉にして、行動できる人間ですね。 僕はそういうのが苦手なのでそういうとこ好きですよ。

- 大学時代のエピソードはありますか?

繁永:糸山のファンだったのでたまにサークルのライブには顔を出してましたが、大学時代の共通のエピソードはほぼ無いです!なので彼単体の大学時代のエピソードを僕が変わりに資料画像と一緒に紹介しましょう。

糸山 学園祭
▼糸山、大学3年時の学園祭(繁永提供)

解説しましょう。これは当時彼が3年生で、学園祭は3年生がライブの仕切りなんですね。この学祭が終わると時代は次の2年生へと移っていきます。つまりは3年生が集大成ですね。

糸山はサークル内で「企画」というところにいてそこの企画長(だったはず)。頭には「企」と「画」の文字が剃られているわけです。こんな感じで尖ってました。他にもまあいろいろあるんですけど、それは自重します。

繁永
▼自重しますと言って「水見式」で自身の念を確かめ始めた繁永(集英社:HUNTERxHUNTER 7巻参照)

- 一緒に働いてからの印象は?

一緒の部署になってからの印象で良いところは「楽(らく)」ですね。これはもともと知り合いってのもあるかもしれないですけど、おそらく彼は理解する力に長けていると思うので、1から10まで言わずとも理解してくれるところが助かります。3くらいでこっちが言いたい事を理解してくれます。

友人の目線を通すとまたその人が見えてくる気がしますね。繁永から普段聞けないという質問を預かったので糸山にぶつけてみました。

- 繁永さんからの質問です。「僕のどこが好きですか?」

糸山:仕事面では丁寧なところが素晴らしいと思います。彼が丁寧レベル100としたら僕は20くらいだと思います。あと人間的な部分では、スラっとしたイケメンなのに中身はイケイケじゃないところですね。チャラついてたら友達にならなかったと思います。あの見た目で合コンに誘ってくるような奴だったら全然面白くないです。

仲良しですね!

繁永 糸山
▼2人は仲良し

さて次は糸山が今も心血を注ぐ音楽について触れていきます。

ライフワーク – 音楽 –

電子音楽家として作品をリリースし、昨年は北欧ツアーにも出た糸山。

幼い頃はMステを見たりヒットチャートの音楽を聴いたりしていて、そこでミスチルを知ったのが音楽を好きになったきっかけのようです。父親が昔バンドをやっていて家にギターがあったこともあり、環境的にも自然にバンドをはじめました。

バンド
▼ギターボーカルが糸山

しかし、学生時代通してバンド活動を続ける一方、どうしても自分の理想の音楽とギャップが生まれジレンマを感じていたようです。

糸山:バンドはバンドで楽しいんですが、どうしても全部自分の理想通りに音楽を作りたくなりました。それで大学4年くらいの時に電子音楽をはじめました。

- 音楽的に影響を受けたのは誰ですか?

糸山:電子音楽を始めた当時、坂本龍一がつくっていた音楽がカッコよくてだいぶ影響を受けました。他に好きでよく聴くのはRadioheadやSigur Rosなど色々です。

バンド
▼電子音楽家としてライブ

- 音楽を作る上で大切にしていることは?

糸山:曲を作る上で、色んな音をサンプリングしたり、他の音楽を参照することがあるんですがその出どころが分かるか分からないかくらいの良いバランスで自分の音楽に溶け込ませることです。

昨年の北欧ツアーは、彼の作品が国境を越えて受け入れられる音楽であると証明したツアーでもありました。ライブを見たお客さんの反応も上々だったようです。

北欧ツアー
▼オスロ(ノルウェー)でライブ

糸山:お客さんの反応が良くて驚きました。持っていったCDが完売したのは嬉しかったですね。

今後ライブをやってみたい国はドイツ。電子音楽の本場で、彼の音楽が鳴り響く日が来ることを楽しみにしましょう。ちなみに「会社の社歌作りませんか?」という質問には「作りません」と即答されました。

ライフワーク – サッカー –

音楽とは別のライフワークがサッカー。中学までで部活はやめましたが、今でも毎週末朝7時から2時間フットサルを続けているようです。

- サッカーの魅力って何ですか?

糸山:今のサッカーって1人のスター選手の活躍で勝てるわけじゃなくて、詰め将棋みたいになってるところが魅力です。流動的な試合の中で、頭を使わないと勝てないのでそこが面白いところですね。

なかなかの戦術オタクらしく、ワールドカップ時などは通常の放送とは別画面で俯瞰カメラの映像を流したりして試合を観戦してアレコレと考えているよう。

糸山:本当は人とサッカーの戦術についてたくさん喋りたいんですが、なかなか喋れる人がいないのでそういう友達が欲しいです。今はたまたまサッカーBARで出会った戦術オタクのDJの人とTwitterで意見交換するくらいです。ウェイ系じゃないサッカーオタクの友達募集中です。

これを読んだサッカー戦術オタクの方、ご連絡お待ちしております。

サッカー
▼サッカー青年だった

- サッカーに関することで今後目指したい事ってありますか?

糸山:指導者ライセンスをとりたいです。階級がいくつかあってそれぞれ指導できる範囲が決まっているんですけど、最終的にはA級をとりたい。で、どこのチームも指導しない。地域の少年たちに「あのおじさんどのチームも指導してないけどA級ライセンスもってるらしいぞ」と噂される仙人のような存在になりたいですね。

ちょっと何言ってるか分からないという方はコチラ

家族や未来のこと

最後に未来のことや家族のことについて聞いてみました。

- ザックリした質問ですが将来どういう人になりたいですか?

糸山:ずっと好きなことをやっている人でありたいですね。あと、そろそろ30代が見えてきたので好きなことをしながら自分の生き方を固めていきたいです。

糸山
▼好きなことをやりたいという気持ちが伝わってくる

- ご結婚されててお子さんもいますけど、お子さんにどういう風に育ってほしいですか?

糸山:基本的に何も強制はしたくないですけど、書道はさせてみたいです。奥さんが書道有段者でかなりカッコいい字を書くので良いなぁと思って。字が上手くて悪いことはないですからね。

- 逆にしてほしくないことってありますか?

糸山:野球です。野球をやりたいと言い出すのが怖い。興味ないし、屋外だし耐えられる自信がありません。できれば野球というものの存在に気付かすことなく育てたいです。

- めちゃくちゃ野球が嫌いなんですね。話は変わりますが、自身の直近の目標はありますか?

糸山:4月から自宅でリモートで仕事することになるので、その体制でもしっかりやることですね。

糸山は4月からリモートワークという形で仕事をすることになります。これまでに無い試みではありますが、彼が1人の父親として、社会人として、熟考した上での選択だったようです。

積極的に事業についてアイデアを出し、考え抜く彼が社内にいないことはどんな影響をもたらすかまだ未知数です。でも、人生のステージに合わせて働き方を選択した彼を応援したいですね。

- 最後にこの記事を読んでいる人へメッセージはありますか?

糸山:社内のBGM係を誰か変わってほしいです。

社内連絡でした。お読みいただきありがとうございました。


この記事を書いた人
  • 橋本 陽平

    企画/制作/編集橋本 陽平

  • 王 宏亮

    企画/制作/インタビュー王 宏亮

  • 永島 慎也

    企画/制作/撮影永島 慎也