ROBOMASTERとは?
DJIが主催する世界最高レベルのエンターテイメント性を持つロボット大会、ROBOMASTER。会場となるのは深セン最大のスポーツアリーナ「Shenzhen Bay Stadium」。
数千人の観戦者と世界中の何百万人もの視聴者がオンラインで観戦する中、参加チームは、未来感あふれるバトルフィールドを舞台に、自ら設計したロボットで熱戦を繰り広げます。
ROBOMASTER2018プロモーションビデオ
ROBOMASTER2017決勝戦の様子
ROBOMASTER2018の大会概要・ルールについて
詳細を見る大会の趣旨
この大会は学生の自主性を尊重し、出場までの準備や申し込み、必要であればスポンサーの募集など、チームとしてのあらゆる運営を学生主体で行います。若者のロボットや最先端技術(ドローン、画像認識、自動運転、AR、ネットワーク通信、ディープラーニングなど)への興味を引き出して伸ばし、有能な研究者や技術者に育て上げること、さらにはそういった環境を官民合同で作って行くことを目的としています。
中国ではDJIが大会を開催するだけでなく、学生同士のキャンプを開いて技術交流を深めたり、大会で優秀な成績を収めた学生には就職の斡旋まで行っています。また大学生だけではなく、高校生向けにもロボマスターのロボットを実際に制作するなどのキャンプを年2回開催し、高校生の大学への推薦なども行っています。
こういったことで今後を担う若い世代から技術レベルの全体的な向上をはかっています。
以下、ROBOMASTER2018試合規則より抜粋
- 影響力を作る
豪華で輝かしいロボット対戦、専門的な科学研究レベル、斬新な試合運営方法で、各業界の広い分野にロボットを注目させ、コミュニティを作ります。
- 実践的な教育を促進
教育機関は、試合を通して最先端の科学技術と組み合わせた実践的な教育開発を促進する。関連する教育機関の技術を育成し、教育センターやラボ等を構築します。
ロボットの試合を通して、理論と実践を掛け合わせて、優秀なエンジニアを育成し、科学的な成果を導き出します。
- 認知度を高める
試合期間中は、地方大会が行われる各地域の特徴・特色に合わせて、試合会場の装飾やイベントを行います。同時に、関連企業との協力・交流を通じて、試合までの環境を整え、最新の技術成果一般の人々にも直感的にわかりやすく発表します。
- 専門的知識の積み重ね
参加チームの技術レベルに加えて、専門知識の積み重ねにも注目し、技術交流会として青年エンジニア大会も進行することにより、参加チームのメンバー間で、ロボット業界の最新成果を共有します。
初めての日本開催に向けて
このROBOMASTERを、日本で開催するために「日本地区戦プロジェクト」を立ち上げました。現在、スポンサーシップ&参加する大学/高専を募集に向けてリサーチ活動を行っているところです。
スポンサーシップは大きく2つ。資金、現物、人的サポートを行う「大会スポンサー」と資金、技術(人の派遣などを含む)、材料(工具等備品も含む)、活動場所を提供する「チームスポンサー」です。
大学/高専には、資金活動および技術的な支援のサポートを斡旋。よりよい環境で科学技術のスキルアップや、就職前に企業と交流できるチャンスを得られるプラットホームづくりを検討しています。
この活動に参加したい、出場するにはどうしたらいいか?など、興味がある方からのお問い合わせを受け付けています。
日本向けルール案と実績モデルの制作費等参考
ルールブックは、英語・中国語・日本語を準備します。日本大会では、「歩兵:2台、ヒーロー:1台、補給:1台、ドローン:1台」のチームを計画しています。各ロボットの製作には、以下の製作費がかかりました。
- 例:FUKUOKA NIWAKAの場合公式WEBサイトはこちら
- ※FUKUOKA NIWAKAは2018年7月の大会出場に向け現在も活動中です。
主催者指定部品 | 14万円 |
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本体※1 | 25万円~ |
製作日数 | 約4ヶ月 |
主催者指定部品 | 16万円 |
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本体※1 | 25万円~ |
製作日数 | 約4ヶ月 |
ミスミフレーム,光電管,マイコン | |
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製作日数 | 約1ヶ月 |
砲台付き | 25万円 |
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製作日数 | 約1ヶ月 |
※1 本体価格はロボットフレーム等自作の場合の参考金額です。
お問い合わせフォーム
RoboMasterに関して、ご質問、ご意見などございましたら、以下フォームよりお問い合わせください。日本のチームとして初参加する「FUKUOKA NIWAKAチーム」へのご質問や、活動拠点「ニワカラボ」の視察も受け付けています。